2016年5月12日木曜日

レーサードローン QAV250 組み立ててみた(電装系の接続)


次は電装系を接続します。

大まかな部品としては、下記の通りです。

QAV250キットに含まれているもの
  ・ブラシレスモーター             4個
  ・ESC( Electronic Speed Controller )    4個
  ・分電盤                    1枚
  ・FC( Flight Controller ) CC3D      1個
  ・ブラシレス モーター            4個 
 
 Futaba T10Jに含まれているもの
  ・受信機   R3008SB     1個


ESC は電動ラジコンカーでいうところのアンプです。


こちらのサイトの情報を参考にしています。
https://drone.beinto.xyz/diydrone/drone-parts-matome/

購入したキットは、ESCにBECが含まれているパターンです。


繋ぎ終わるとこんな感じ。


では、接続作業を順番に説明します。



エラッタ情報:

配線がよく分からず、ググっていたら、下記の不具合情報を入手。
ご参考まで。

futaba の受信機 R3008SB の不具合情報
 http://www.recall-plus.jp/info/24300

購入したものは対象外でした。

配線:


電装系の電気の流れは大まかに下記のようになります。


  バッテリー → 分電盤 →  ESC → FC → 受信機
                     ↓
                    モーター


ESCは4個ありますが、ESC→FCは電源1系統だけ接続します。
残り3系統はコネクターを抜いて絶縁です。
詳細は後述します。


制御系の流れは大まかに下記のようになります。

  受信機 → FC →  ESC → モーター


受信機→FC のところは今回、SBUSで接続しました。


SBUSの接続

FC(CC3D) ⇔ 受信機(R3008SB))の接続はSBUSを使います。

SBUSは3線だけ繋ぐんですね。 これ調べるのにしばらく掛かりました。
ここ の絵をよく見ると、書いてあったんですね・・・気がつきませんでした。
https://drone.beinto.xyz/diydrone/openpilot-settings-for-cc3d/



上から、
  黄(信号線)
  赤(電源)
  黒 (GND)

青線は絶縁しておきます。

電源は CC3D → R3008SB への給電用です。

CC3D側はこんな感じ。



FCの半透明の殻を取って、基盤を直接ねじ止めしています。
基盤の向きは決まっています。
小さい▲マークが前を向くように取り付けます。
ジャイロセンサーの向きがあるので、FCの取り付け方向には注意が必要です。

CC3D側のSBUSケーブルは4本です。

ESCとモーターの接続


モーター番号は次の通り。
1番: 左前 (CW)   黒キャップ
2番: 右前 (CCW)  銀キャップ
3番: 右後ろ(CW)   黒キャップ
4番: 左後ろ(CCW)  銀キャップ


番号はCC3Dの取り付けポート番号です。





モーターの型番にCW/CCWの表示がありますが、
これはキャップ取り付けねじの方向の違いのみだそうです。


 いよいよ、モーターとESCを繋ぎます。

モーターとESCからそれぞれ黒い線が3本出ています。
この線の繋ぎ方で回転方向が変わります。
回転方向は、結線を変えて設定するんだとか。
 通電してモーター回してみないと分かりません。


なので、今の段階は仮接続に留めて、後から繋ぎかえられるようにしておきます。
具体的には、熱収縮チューブは通しておくだけで、縮めません。

3本の線はどの順番で繋いでも、モーターとESCは壊れないようです。
隣の線とショートしたらダメですけれども。
熱収縮チューブが仮止めなので、ズレてショートしないように注意しましょう。

ESCとFCの接続


次に、ESCとFC(CC3D)を繋ぎます。

ESCは1番だけ、FC(CC3D)に3線で接続。
2番、3番、4番は1線(オレンジ)だけ接続。残り2本はコネクタから外して絶縁。




これをFCに差し込みます。
オレンジの線がCC3Dの内側向きです。
モーターと取り付けポートの関係を間違えないように注意します。


電源系の接続


分電盤を組み立てて、ESCの電源を繋ぎます。
分電盤の写真撮るの忘れてた・・・。


電源ケーブルはこれ



+、-どっちだか分からなかったので、手元のラジコンカー用の電源ケーブルを参考にしました。



電装系全部を繋いだ様子はこんな感じ。





この状態で、送信機ON、本体バッテリー接続・・・受信機はリンクOK。
ところが、送信機レバーを操作してもウンスンです・・・。


「フライトコントローラの設定をしないとだめなんだな・・・ウン、きっと、そう言う事だ。」
と自分を落ち着かせて次へ行きます。


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